マインドフルネス瞑想がもたらすビジネス界での驚異的効果【あのGoogleの導入例に基づいて徹底解説します】
今日は、商社マンTED山本です。
世界では、Google,、Apple、インテル、ナイキ、ドイツバンク、フェイスブック、フォードモーターズ、マッキンゼー、日本でも、トヨタ、ヤフー、Sansan、メルカリ、と言った多くの企業がマインドフルネス瞑想を取り入れています。
今回は、マインドフルネス瞑想がもたらすビジネス界での驚異的効果を、書籍「グーグルのマインドフルネス革命」に基づいて徹底解説します。
本記事の内容は以下の通りです。
- マインドフルネス瞑想のビジネス界での驚異的効果
- Googleに於ける素晴らしい導入結果
- 科学的にその効果が証明されている
- 私は瞑想の力で数百億円のプロジェクトを成就させ窓際族から復活しました
- 簡単な瞑想方法
- まとめ
世界の名だたる企業が導入しているマインドフルネス瞑想の核心を、以下に紹介します。マインドフルネス瞑想には驚異的な効果があるのです。
マインドフルネス瞑想のビジネス界での驚異的効果
マインドフルネス瞑想には以下に示すような驚異的効果があることが知られています。
- ストレスが軽減され、仕事の生産性が大きく向上する。
- 感情のコントロールが出来るようになり、感情的判断ミスが大きく低減される。
- 思いやりの気持ちが社員に育ち、チームワーク力が大きく向上する。
- アイディアが湧く脳に変わって、創造性が高まる
私たちは、日々、ほとんどの時間、過去に起こった事を思い浮かべ後悔したり、未来への不安からあれこれ思い煩ったり、あたかも夢遊病者のように過ごしている時間が多すぎます。
そのような時間は、本当に生きている時間ではありません。
マインドフルネス瞑想は、自分の思いがどのように浮かんでは消えていくかを観察することによって、今に集中しようとするものです。
Googleに於ける素晴らしい導入結果
Googleでは2005年頃から、マインドフルネス瞑想のワークショップが開かれるなどして、導入が始まりました。
同社の人材開発部長のビル・ドウェイン氏は、マインドフルネス瞑想の導入方針を以下の通り述べています。
- 社員が幸せに生き、仕事で高い成果を出し続けるためにマインドフルネス瞑想学習プログラムを開発している。
- ストレスの多い状況で、高いパーフォーマンスを発揮したり、仕事上の困難な目標を達成するためのツールとして開発している。
- マインドフルネスとは、「瞬間・瞬間、今という時間に気づくこと、好奇心や親切な心、思いやりの気持ちに満ちたもの」である。
- 自分が、過去の出来事に光を当てて思いを巡らしたり、まだ起きていない未来の出来事に光を当ててさまよっていることに気づき、今に焦点を当てていくことが重要である。
- いかに実践し続けられるプログラムを作れるかに腐心している。
- 宗教性を排除した内容で、皆と一緒にコミュニティの中で瞑想することができる様なプログラムを目指している。
マインドフルネス瞑想導入でGoogleの企業文化が変わった
ビル・ドウェイン氏は、社員一人ひとりの変化により、以下の様な効果があったと述べています。
(1)一人ひとりの心の状態や気持ちが変化した。会社というコミュニティの中で、どの様に自分自身を表現していくかが大きく変わった。
(2)マインドフルネス瞑想により、社員の自己認識力や、自己制御力が増し、慈悲・思いやりの心が大きく育まれた。
(3)導入前に比べて、中期・長期的視点で物事を考えられる社員が増加した。
(4)瞑想をしていない社員への次の様な影響もある。つまりチーム力がアップしたのだが、以下の様な背景が挙げられる。
- Google社内で自分の脆弱性を同僚に明らかにすることを厭わなくなったという現象が起きている。
- 人は自分自身の周りに壁を作って、自分を良く、強く見せようとしているが、それがチーム力醸成にマイナスに働くことがある。
- マインドフルネス瞑想導入後、その壁を出来るだけ低くして、個人の脆弱性を明らかにすることを厭わず、素のままの自分を同僚の前に見せること、オープンになる様努力する社員が増えてきた。
- その結果、従業員相互に信頼感が生まれ、チーム力が飛躍的にアップするということが起こった。
- 実は本当の自分を出すことが重要で、例え自分にとって居心地の悪いことでも、素の自分を周りに見てもらうことが価値あることだという企業文化に変化した。
(5)生産性の向上
- 競争社会に生きている我々が戦ったり競争したりすることに反する瞑想を行って、効果があるのか?との疑念があったがそれは杞憂であった。
- マインドフルネスの取り組みの結果、仕事への取り組み方が明確になり、集中力が増し、対人関係のストレスが低減し、よりエネルギッシュになり、ミスも減り、飛躍的に生産性は向上している。
- 同僚に酷いことを言ったり、そのダメージを回復るすのに時間を要していたが、それが回避できる様になった。その結果、自分自身が楽になり、純粋に仕事に使える時間が増した。そのために、生産性が大きく向上することとなった。
- Googleの仕事の目標は、他企業に比べ、非常に高く、「こんなこと不可能」と思われる非常に高い目標が掲げられている。マインドフル瞑想導入で、ただ素早く目標に向かって邁進するのではなく、精密かつ正確に判断して動ける様になった。
科学的にその効果が証明されている
マインドフルネス瞑想の大きな特徴に、その効果が科学的に証明されていることが挙げられます。
一定期間瞑想に取り組んだ方々に対する、MRI(核磁気共鳴)による診断で、マインドフルネス瞑想を行っている人には、脳に以下の特徴があることが報告されています。
- 学習や記憶を司る「左の海馬」が大きく発達している。個人の学習能力の発達が見られということですね。
- 思いやりや慈悲など優しい気持ちを司る 「側頭頭頂接合部」が大きく発達している。 思いやりの心が豊かになっているということですね。
- 闘争・逃走反応を司る扁桃体の灰白質が減少している。ストレスを引き起こす闘争・逃走反応が抑えられ、ストレスの低減につながっているということですね。
米国マサチューセッツ大学医学部ストレス・クリニックでは、マインドフルネス瞑想に基づくストレス低減プログラム(MBSR: Mindfulness-Based Stress Reduction)により、大きな効果をあげています。
米国スタンフォード大学のCCARE研究センター(The Center for Compassion and Altruism Research and Education)による研究で、人間の思いやりが、人間関係やビジネスに与える素晴らしい影響を証明しています。
英国オックスフォード大学では、マインドフルネス瞑想に基づく認識療法(Mindfulness- Based Cognition Therapy)により、認知症療法とマインドフル瞑想により、投薬なしに精神状態が改善することが証明されています。
私は瞑想の力で数百億円のビジネスを成就させ窓際族から復活しました
私は、某総合商社に30年以上勤務、一貫して資源・エネルギー関連ビジネスに従事してきました。
海外支店勤務及び海外投資先を含め、国際ビジネスを数多く手がけてきました。その中で自ら起案した海外投資プロジェクト、及び自社元請けの大型プロジェクトを差配するプロジェクトマネージャーを多く手がけてきました。
その私が、海外地駐在中の不手際から上層部の逆鱗にれ、帰国後窓際族と成り、どん底を経験しました。先の見えない、夢も希望もない、毎日でした。
その際に、米国でヨーガ哲学と瞑想といえば、ここしかない、というチョプラセンターの瞑想に出会いました。
学んだ瞑想による願望実現の力で、売上総額数百億円の大型プロジェクトを成就させて、復活を果たすことができました。
チョプラセンターで学んだ、簡単な瞑想方法を以下に紹介します。
簡単な瞑想方法
チョプラセンターで学んだ瞑想方法を、初心者の方にすぐに実践いただける様にアレンジした方法を、以下のブログで紹介していますので、試してみてください。
https://ted-yamamoto.com/simple-meditation-methode/
まとめ
本記事のまとめは以下の通りです。
(1)マインドフルネス瞑想はビジネス界で次の様な驚異的効果があります。
- ストレスが軽減され、仕事の生産性が大きく向上する。
- 感情のコントロールが出来るようになり、感情的判断ミスが大きく低減される。
- 思いやりの気持ちが社員に育ち、チームワーク力が大きく向上する。
- アイディアが湧く脳に変わって、創造性が高まる
(2)科学的にその効果が証明されている。
私は、人生の後半に、素晴らしい瞑想と出会い、人生を大きく変えることができました。この素晴らしさを、一人でも多くの方にお伝えしたいと願っています。
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