瞑想とは?【『ヨーガの賢者中の賢者』の秘伝と世界の権威からの学びに基づいて徹底解説します。】

 

こんにちは。商社マンのTED山本です。本日は、そもそも瞑想とは何か?という疑問に答えていきたいと思います。

本記事の内容

  • 瞑想とは「騒がしい心の動きを止めて、魂(スピリット)にアクセスする方法」である
  • 人間の3つの層と瞑想のメカニズム
  • 簡単な瞑想の方法 (瞑想を実践すると、閃きや、シンクロニシティを経験します )
  • まとめ

あのレディ・ガガ、故マイケルジャクソン、元米国大統領ビル(及びヒラリー)クリントン夫妻、そしてマドンナ、などのセレブが師事し絶賛する、ディーパック・チョプラ博士が主催するチョプラセンターで行われた集中講座を大金を投じて何度も受講し、同センターのティーチャーズトレイニングで得た知見と、ヨーガの聖典に基づいて、説明していきたいと思います。

    (チョプラセンターについては、末尾の注※に詳しく説明したので、興味のある方は見てくださいね。)

瞑想とは「騒がしい心の動きを止めて、魂(スピリット)にアクセスする方法」である

ヨーガの聖典、ヨーガスートラによれば、「瞑想とは心を止滅すること」とあります。

ちなみに、ヨーガスートラ は、瞑想を行うヨーギ(ヨーガ行う人で)読んだことのない人、それは絶対モグリ、というくらい有名で有りがた〜いヨーガと瞑想のマニュアルの様な聖典です。

(ヨーガスートラ について、末尾注※※に書いたので、ご興味のある方はチェックしてください。)

えっ、心が死んじゃうの?と驚いたかた、よ〜く見てください。「死滅」では無く、  「止滅」なのです。

ヨーガの教えによれば、本来の自分は、身体でも、心でも、理性でも、エゴでも無く、スピリット(魂)です。本来の自分に繋がることにより、不安や焦りやストレスや悩みを解消し、自分の思い描く未来を手に入れることができます。

その為には、心の騒がしいお喋りを鎮めて、止滅させる必要があるのです。

人間の心はお喋りで騒がしく、1日のうちに、6何万以上の考えを思い浮かべると言われています。心が騒がしくしていると、本来の自分である、魂(スピリッツ)にアクセスできません。

瞑想で、心のお喋りを鎮め、本来の自分であるスピリット(魂)にアクセスするのです。

次に、生命の構造と、瞑想の働きについて述べていきます。

 

人間の3つの層と瞑想のメカニズム

図 生命(いのち)の層

ヨーガの世界で、賢人の中の賢人と言われる、偉大な聖人アディ・シャンカラは、9世紀に我々人間の心・理性・物理的な身体・スピリットの関係を「生命(いのち)の層」として明確に表しました。

(アディ・シャンカラについて、末尾の(注※※)に詳述したので、ご興味のある方は読んでくださいね。)

それぞれについて、簡単に説明します。

物理的な身体 ー 分子の領域

物理的な体は、物質とエネルギーでできています。物理的な体は、更に3つの層、すなわち拡張された体である環境、個人的な身体(ボディ)、エネルギーから成り立つエネルギー体から構成されています。

 

あなたの拡張された体とは環境のことで、環境はあなたに絶え間なくエネルギーや情報を与えてくれます。

あなたは個人的な体を持ち、それは分子から成り立っていて、あなたの細胞や組織が構成されています。

あなたの身体(ボディ)と環境の間には明確な境界はありません。というのは、身体と環境の間には常にダイナミックな交換が行われているからです。あなたが息を吸ったり吐いたりする度に、あなたの身体(ボディ)と周囲の環境の間で対話が行われています。

物理的な体の第3層のことを「エネルギー体」と呼びます。生命の尽きた死体の細胞と活力に満ちた生物の細胞は全く違います。生化学体に生命を吹き込む原理のことをプラーナと呼びますが、その拠点であるチャクラが、頭部、咽頭部、心臓、胃、骨盤と体の中に5箇所に存在しています。

 

繊細な身体 ー 心の領域

心や知性やエゴは繊細な身体を構成する層です。

私たちは、自分自身が「心」であると思ったり、心が作り出す「考え」であると思いがちですが、これは本来の自分であるスピリット(魂)を覆っているものに過ぎないとシャンカラは言っています。

「心」は感覚的な印象の貯蔵庫にすぎません。あなたが音を聞いた時、何か感覚を感じた時、景色を見た時、何かを味わったり、香りをかいだ時、感覚的な経験は、あなたの心の意識に記録されます。この経験があなたの現実に対する感覚を形成します。「心」は色々な意識の中で循環して、あなたの感覚的な経験は意識の状態によって変化します。

繊細な身体の第2層は知性です。

知性は心の側面ですが、心とは区別されます。

あなたがどの様な歯磨きを買おうかと決める時に、知性が働いて、あなたの下す選択一つ一つについて、メリットとデメリットを計算します。

知性の究極の目的は、非現実と現実を区別することと言われています。現実とは失われることのないもの、非現実とは始まりと終わりのあるものです。

この違いを知ることが、ヨーガの本質です。

 

繊細な身体の第3層はエゴまたはセルフイメージです。

エゴはあなたの地位や所有物と自分を同一視しようとする人間の一面のことを指します。

それは自分と世間に見せたい自分の姿、則ちセルフイメージです。

エゴは「私は」「私に」「私のもの」という考え方を通して所有権を主張して、自分と周囲との間に境界を作ろうとします。エゴは安全性や、人や状況を支配しようとするもので、人から承認して欲しい、という承認要求を持ています。

本来自分のことではないことをコントロールできると誤解して、それが出来ない時に、大きな痛みを感ずる、それはエゴの働きによるものなのです。

瞑想を通じて、エゴの働きを抑えて、本来の自分であるスピリットに繋がれば、この様な痛みを無くすことができるのです。

 

スピリッツ ー 純粋な可能性の領域

ヨーガ哲学によると、私たちが物理的な体と呼ぶもの、繊細な体と呼ぶものの基礎が、スピリットと呼ばれる生命の層です。

私たちは、スピリットのことを知覚したり、測ったりすることは出来ませんが、私たちの考え、記憶、フィーリング、夢、願いとして現れます。

スピリットが物理的な体と繊細な体をサポートしているのです。

 

個人的なスピリットの層は、記憶や願いの種が蒔かれている層です。

時が来れば、種から芽が出て、あなたはこの物理的な世界において、神に与えられた才能を現すことができます。

シャンカラによれば、どの人も、他の人とは違った「記憶」と「願い」を持っています。

この「記憶」と「願い」があなたの人生の方向を導いていきます。

あなたの生まれつきの才能の種を「意図」と「注意」を持って育てれば、あなたの才能は花開き、あなたの個人的スピリットは達成感を感じるのです。

 

スピリットの2つ目の層は、集合的なスピリットです。

この層はあなたが神話的な人生を生きる様に駆り立てるものです。

神話的な神や女神はこの集合的なスピリットの層に存在しています。

つまり神様は、あなたの魂・スピリットの中に住まれていで、一つの願いを持っておられます。

それは、神々の創造的な力を、あなたを通じて表現したいと願っているという事です。

人は皆、一人ひとり果敢に尊いものを探求する旅をしています。行く手に待ち受ける障害や困難が、自分の存在のさらに奥深くへと目を向けさせるのです。

シャンカラは、私たちの最も深い存在は、時空を超えたもので、私たちの目に見えないが、間違いなく存在するものと教えています。

それが宇宙のスピリットの層で、そこでは全ての異なったものが融合されます。そこでは、スピリット、繊細な身体、物理的な身体に姿を感得ている存在が、境目なく存在している海の様な世界です。

このノンローカルで、境目の無い層は、生命の起源であって到達点です。

瞑想はあなたの注意をこの宇宙のスピリットの層へ振り向ける様に促して、深い静けさや創造性へあなたを導いてくれます。

あなたがダイナミックに活動していても、あなたが瞑想を行えば、あなたは沈黙を維持して宇宙のスピリットにあなたの意識を置く事ができる様になります。これが、瞑想の目的なのです。

スピリットは、あなたの意識の基礎をなすものです。

スピリットのレベルで人生を経験していれば、私たちの行う選択は私たちに大きな幸福と平穏と愛を感じ、人生の意味と目的を実感できます。

瞑想によって、あなたは自分の中の混乱を鎮め、宇宙のスピリットの創造的な力につながって、平和、健康、愛、自分の人生を意義あるものにしようとのあなたの意図が、自然と満たされていきます。

本当のあなたは、物理的な身体に制約されない、ノンローカルな存在であり、時間の制約を受けない永遠の存在です。

瞑想を通じて、あなたは自分の本質的な性質を見出していきます。

 

簡単な瞑想の方法

私は瞑想を続け窓際族を抜け出し数約億円のビジネスを作り復活しました。

瞑想は私たちの誰もが持っている奇跡の能力を開く扉です。 私は瞑想を行い、ヨーガ哲学の教えを実践して、奇跡の様な出来事の末、ビックビジネスを作り、窓際族から復活しました。

チョプラセンターで学んだ瞑想方法を、まずは誰にでも始められる様な簡単なものにしたものを以下に示します。

この簡単な瞑想を続けるだけで、素晴らしい閃きがあなたに降って来たり、シンクロニシティ(あっという出会い)が起こって来ます。それは偶然ではなく、瞑想による必然なのです。

 

具体的な瞑想方法

一人になれる、静かなスペースを確保してください。椅子に座るか、あぐらをかくかはあなたの好みで選択してください。ただ、背中を椅子の背もたれや壁に預けることなく、まっすぐ立てる様にして下さい。

瞑想はできれば30分ほど、朝晩1度ずつ行うと有効ですが、5分でも10分でも、ご自分ができる範囲で始めると良いでしょう。

時間を知るために、柔らかい音のタイマー(私はスマホを使ってます)や、瞑想用アプリのタイマーを使っても良いでしょう。

以下簡単な瞑想の方法です。

  • ゆったりと座って目を閉じます。

 

  • ゆっくりと深く息を吸います。

 

  • 今この時に集中しながら、息が流れこんで来る様子、息が流れ出ていく様子に単に注意を払います。

 

  • 息を吸ったり吐いたりを繰り返すたびに、よりリラックスして、より快適に、そしてより心地よくなって行くのを感じます。

 

  • 身体に意識を向け、自分が心地よく座れる様に身体を調整をして、肩、顎、目、又はどこか緊張しているところがあればリラックスするようにします。
  • 緊張しているところに吸った息が流れ込んで行き、またそこから流れ出している、そんなイメージを持つと良いかもしれません。

 

  • 自然にまかせて、息が流れ込み、そして流れ出ていくのを観察します。
  • 息が速くなったり遅くなったり、深くなったり、浅くなっても、素直に呼吸を観察します。

 

  • あなたの注意が、心の中の考えや、周囲の音や、身体の感覚に移ったときはいつでも、そっと呼吸に注意を戻します。

 

  • 瞑想中に何か経験するのを予想したり、何かが起こるのを期待したりしないでください。
  • 単純に、素直に流れに身を任せます。

 

  • 時間が来てチャイムが鳴ったら、息を観察するのをやめて、ただ心地さを楽しんでください。

 

  • それから、深く息を吸い、ストレッチして、ゆっくりと体を動かします。

 

  • 準備ができたら静かに目を開けます。

以上が簡単な瞑想方法です。

 

まとめ

瞑想とは、

  • 心(マインド)や、理性や、エゴの動きを止めて、明鏡止水の境地を得ること、
  • その上で、本来の私たちである、スピリットに繋がり、心の安定、不安の解消を行い、
  • 更には、宇宙のスピリットに繋がり、自らの願いを叶えていく為に非常に有効な方法なのです。

 

瞑想と、その基礎になっているヨーガ哲学を学び実践すると、あなたの目の前に真の世界が出現し、自在に自分の願いを叶えていける様になります。

私が経験した奇跡を、一人でも多くの方々にお伝えしたいと願っています。もっと詳しく瞑想を学びたい方や、疑問、質問などありましたが、こちらまでご登録の上ご連絡ください。

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注※ チョプラプラセンター
Chopra Center for Wellbeing http://www.chopra.com

1996年にディーパック・チョプラ博士とデイビット・サイモン博士によって米国カリフォルニア州サンディエゴに設立され、北米で初めて現代の西洋医学と五千年の歴史を持つインドの伝承医学アーユルヴェーダの普遍の英知を統合させたウェルネスセンターです。世界的に有名なLa Cost Resort & Spa の敷地内にあり、チョプラセンターが提供する各種プログラムやサービスは人々が健康を回復したり、人間関係にバランスを見出したり、心と身体と魂に栄養を与える支援となっています。

注※ ※ヨーガスートラ 

ヨーガスートラ は、紀元前4世紀のヴェーダ哲学(ヨーガ哲学の基礎)の賢者、パタンジャリによる古代哲学の重要な聖典です。 パタンジャリは、知識の力で真の自由得るという考えの下、 ヨーガスートラでは、悟り得るための実践的修行方法を解説しています。 ヨーガスートラの中心を成す考えは、私たちは誰でも内なる神聖な光や知識の輝きを持っているという考えです。 しかし、私たちはこの内なる神の光を、ストレスや、疑念や、条件づけられた誤った信念によって覆い隠しているというものです。 ヨーガスートラは、内なる神の光に目覚めるのに役立つ地図を提供してくれるガイドブックなのです。ヨーガスートラ は、192の短いスートラ(格言)から構成っされています。(スートラとは、サンスクリット語で「糸」という意味ですが、転じて「格言」としています。)

注※※※ アディ・シャンカラ:賢人の中の賢人

アディ・シャンカラは、ヨーガの歴史の中で、最も影響力のある、賢人中の賢人と言われる、ヨーガ哲学最大の復興者と言われる方です。自己の核であるスピリッツ(魂)を覆う層、すなわち「生命(いのち)の層」の概念を明確に解説しました。西暦805年に生まれたシャンカラは1歳になる頃にはサンスクリット語を流暢に操り、8歳になる頃には、ヨーガの基礎をなす全てのヴェーダンタ聖典を習得していたと伝えられています。

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